大藪集落の廃屋①
大藪集落内にある、大藪分校については以前に
記事に上げていますが、この周辺には数多くの廃屋が点在しています。
(ただし、今でも住んでいる家屋もあります)
国土地理院の航空写真閲覧サービスで昔の航空写真、
そしてGoogle Earthにて現在の航空写真を見比べることで、
廃屋や廃集落がどの位置にあるのか、予想できます。
そうやって予想した廃屋を目指して、山の中を歩いていくことにしました。
1軒目は車道からかなり外れて、登ったところにあるようです。
Google Earthで見ても屋根がはっきりと確認でき、
現在も山の中でひっそりと佇んでいるはずです。
まずは、現道から側道(廃道)に入ります。
それから、この橋を渡って奥へ。
この先、40年前の航空写真では棚田が広がっていましたが、
現在は植樹されており、森の中で道を探します。
段々になっている地形とそれを構成している石垣から、
当時棚田が存在していたことが想像できました。
なんとなく道っぽいところを見つけてそれに沿って歩きましたが、
至る箇所で崩れており、危険な登山です。。。
この先、本当に家があるのか!?
不安を抱えながらも、廃屋があるであろう方向へ登っていきます。
そして、少し迷ったこともあり20分ほど廃道を歩いたところ、
ついに目的の1軒目が見えてきました。
ちなみに、母屋の横にあった小屋は倒壊しており、写真右にあるのはその残骸です。
しかし、ここまでが長かった・・・😓
玄関や縁側の戸が完全に開いていたので、外からズームしてみました。
外観と内部の様子から、人がいなくなって30年は経っている?
かなり朽ち果てていました。
奥にあった冷蔵庫もかなり古いものです。
しかし、家屋自体はそこまで歪んている様子はなく、
今すぐにでも倒壊しそうな、そんな雰囲気はありませんでした。
②に続きます。