風景 時々 廃墟

といいながら廃墟多め。

木浦集落の廃屋③

②の続き。

 

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この集落の中では、この空き家が一番最近まで住人がいたと思われます。

しかし、家に向かう道はかなり荒れており、

倒木もそのままで、現在は住んでいないのは明らかです。

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まだ家の状態も悪くなく、外から眺めるだけにしておきました。

 

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トイレは隙間から見えました。

 

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電気メーターの点検も比較的最近で、有効期限は平成23年となっていました。

その頃までお住いになっていたのでしょう。

 

賞味期限が2003年11月のまろ茶。

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見覚えがあるデザインで懐かしいです。

 

 

そして次の家ですが、現存はしていません。

この道の正面に家が立っていたと思われます。

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付近には昔のファンタやアクエリアスのかん・びんが落ちていました。

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瓦礫は残っており、トイレのスリッパ、コンロなどが土に埋もれていました。

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まだ奥の廃屋に進んでいきます。

木浦集落の廃屋②

①の続き。

 

少し歩くと、現存している次の廃屋がありました。

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玄関に貼られていた「遺族の家」プレート。

出征した兵士が戦死した際、住んでいた家に掲げるものです。

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中はガランです。

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この家、外観から分かるように2階建てなのですが、

2階の床の大部分は消失しており、下から窓だけが見えました。

階段もどこにあるか分かりませんでした。

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横には蔵がありますが、屋根は崩れていました。

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③に続きます。

木浦集落の廃屋①

大藪集落の廃屋①&②とは別の日に探索した1軒目。

国道から分かれた狭い車道に入ってしばらく進むと、

廃屋が点々と現れてきます。

この辺りは木浦という地名のようです。

 

その道は今もクルマで走れないことはないのですが、

全く管理されている様子がありません。

アスファルトは穴が開いていたり、大きな落石が転がっていたり、

道に沿って川が流れていますが、川側は一部崩れていたり、、、

このときは初めて通ったので途中までクルマで何とか行きましたが、

次回以降の探索は歩いていくことに決めたのでした(・_・;)

 

後の探索で分かったことですが、

この道の奥にある1軒だけは人が住んでいるようで、

その家の方からきた1台のクルマに遭遇しました。

 

この荒れ果てた道が今でも生活道路として

使われていたことに驚くとともに、このままだと

近い将来クルマで通ることは出来なくなりそうで心配です。

 

そんな道を進んでいき、現存している1軒目が見えてきました。

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隣接していた小屋?蔵?は倒壊していました。

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母屋も崩壊が進んでいます。

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離れの五右衛門風呂。この物件はかなり古くに建てられたようですね。

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ちなみに、このときの探索でこの廃屋は完全に人の出入りはなく、

放置されていると思っていたのですが、以降の探索で

この廃屋を通り過ぎた際、家の前に1台の軽トラが停まっていました😲

元住人のご親族の方だと思うのですが、

定期的にここを訪れているようです。

 

②に続きます。

大藪集落の廃屋②

①の続きです

 

廃屋の周辺にはやはり空き缶、空き瓶が散乱。

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これらもまた古いものですね。

 

昔の航空写真では、この廃屋の先にもう1軒の家屋が確認できましたが、

Google Earthで見ると、現存しているかどうかまでは分かりませんでした。

 

次はその場所に向かいます。

5分ほど進むと、それらしき場所に着きましたが・・・

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現存していませんでした。

ただ、家に使われていたであろう柱や梁、古いモノが散乱していました。 

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近くには小屋がありました。

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実は、更に奥にも廃屋が現存していることを

Google Earthにて確認しています。

そこまで行きたい気持ちもありましたが、あまりに奥にあるので

無事にたどり着ける自信がなく、やめておきました。。。

心の準備が出来たら、もしかしたらチャレンジするかも?(笑)

 

別日に訪問した③もUPしますが、その前に

山を一つ越えたもうひとつの廃集落をUPします。

 

大藪集落の廃屋①

大藪集落内にある、大藪分校については以前に

記事に上げていますが、この周辺には数多くの廃屋が点在しています。

(ただし、今でも住んでいる家屋もあります)

 

国土地理院の航空写真閲覧サービスで昔の航空写真、

そしてGoogle Earthにて現在の航空写真を見比べることで、

廃屋や廃集落がどの位置にあるのか、予想できます。

 

そうやって予想した廃屋を目指して、山の中を歩いていくことにしました。

 

1軒目は車道からかなり外れて、登ったところにあるようです。

Google Earthで見ても屋根がはっきりと確認でき、

現在も山の中でひっそりと佇んでいるはずです。

 

まずは、現道から側道(廃道)に入ります。

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それから、この橋を渡って奥へ。

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この先、40年前の航空写真では棚田が広がっていましたが、

現在は植樹されており、森の中で道を探します。

段々になっている地形とそれを構成している石垣から、

当時棚田が存在していたことが想像できました。

なんとなく道っぽいところを見つけてそれに沿って歩きましたが、

至る箇所で崩れており、危険な登山です。。。

 

この先、本当に家があるのか!?

不安を抱えながらも、廃屋があるであろう方向へ登っていきます。

そして、少し迷ったこともあり20分ほど廃道を歩いたところ、

ついに目的の1軒目が見えてきました。

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ちなみに、母屋の横にあった小屋は倒壊しており、写真右にあるのはその残骸です。

 

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しかし、ここまでが長かった・・・😓

 

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玄関や縁側の戸が完全に開いていたので、外からズームしてみました。

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外観と内部の様子から、人がいなくなって30年は経っている?

かなり朽ち果てていました。

 

奥にあった冷蔵庫もかなり古いものです。

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しかし、家屋自体はそこまで歪んている様子はなく、

今すぐにでも倒壊しそうな、そんな雰囲気はありませんでした。

 

②に続きます。

奥多摩湖ロープウェイ②

①の続きです。


ホームには、当時の車両がそのままの形で残っていました。

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ホームからの眺めも素晴らしいです。

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廃業してかなりの年月が経っている割に、

屋根で守られているからなのか、状態が良いように思います。

しかも、車両が沈むこともなく、

本来の高さのまま保たれていることが分かります。

 

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反対側を見ると、機械室を発見。

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これらの機械が動くことはもうありません・・・。


そして、みとうさんぐち駅の反対側、かわの駅へ向かいます。

その、かわの駅へ行く道が、このドライブインの横にあるのですが、

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突然現れたおばあさんから、

「この先は行き止まりだから行っちゃダメよ」

と言われたので、諦めました。

朝一だったのですが、この日はタイミングが悪かったです。😅

 

付近にはいくつか飲食店やお土産屋さんがありますが、

どこも活気があるようには見えません。

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ここは廃業していました。

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今回の探索で、かわの駅の訪問が出来なかったことは少し心残りですが、

保存状態、ロケーションも良く、大変見どころが多い廃墟でした。

奥多摩湖ロープウェイ①

山梨県の廃墟を探索した後、東京方面に帰る際に

必ず押さえておきたかったのが奥多摩湖にある廃ロープウェイ。

 

この苔むした階段を登っていきます。

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(階段の踏み場が小さいうえ、濡れた苔でめちゃくちゃ滑りやすかった😓) 

 

登った先に、みとうさんぐち駅が見えてきます。

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ここもドアが全開で、ウェルカム物件です(笑)

 

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受付かな?

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昔の日本人の体格に合わせているので、

今の小便器と比べると小さく、位置も低いですね。

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廃墟探索の恒例?空き缶チェック。

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この階段を降りたところに、いよいよホームが見えてきます。

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②に続きます。